遠隔操作訓練
弊社では、テクニカルセンターに設置してあるマニプレーターを使用して定期的に訓練を実施し、若手社員の技術力の底上げやベテラン技術者がもつノウハウの継承に取り組んでいます。
基本操作訓練
- マニプレーターが設置される特殊な設備（セル）をイメージした訓練設備を用いて、遠隔操作の基本訓練を行います。
- 訓練では、限られた視野の範囲において、上下左右にマニプレーターを動かし、遠近感を養いながら、ハンド部分を目的場所まで動かせるように繰り返し訓練を行います。
- 基本動作訓練には、初心者でも動作のイメージがし易いように、積み木を用いる等の工夫を行っています。
精密操作訓練
- テストスタンドと呼ばれる特殊な訓練設備を用いて、遠隔操作で正確な位置決めをするための訓練を行います。
- テストスタンドは、角棒・丸棒・平板を使用して、所定の位置（穴・隙間）に挿入する構造となっています。所定の位置（穴・隙間）は、ギャップがそれぞれ異なり、最小で片側0.1ミリの隙間に挿入する構造となっています。
- また、容器を所定の位置に正確に置く訓練やボルト・ナットの取り付けなどの訓練も行っています。
分析操作訓練
- 精密で正確な動作が要求される分析作業をイメージした操作訓練を行います。
- 分析作業訓練では、液体試料の取扱いや遠隔操作用の特殊なピンセットを用いて試料の取り扱いを模擬して実施します。